映画『奇跡の人 マリーとマグリット』あらすじ・感想【おうちで映画を観る#2】

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どうも最近太り気味の妹です。

最近、ずっと家にいるので、心が揺さぶられる映画を観たいなーと思って見つけたのが今回ご紹介する映画です。

私も題名は知っていたので、有名なんですよね。賞も受賞しているらしいです。

いや、本当に心が揺れるとか、そういう薄っぺらい言葉では表現してはいけない気もするんですけどね…。結構ヘビーでしたね。

そんなわけで今回は『奇跡の人 マリーとマグリット』という映画を観たのでまとめていきます。

概要

作品について

  • 制作年・・・2014年
  • 制作国・・・フランス
  • 上映時間・・・94分

2014年…あ、割と最近の映画だったんだなー、と思ったのですが、もう6年前ですか。そうですか。

あらすじ

聴覚障がいの少女たちが暮らす修道院に、目も耳も不自由な少女マリーがやってきた。教育を一切受けずに育ったマリーは野生動物のように獰猛で誰にも心を開かない。不治の病を抱え余命いくばくもない修道女マルグリットは、残された人生をかけてマリーに”世界”を与えるべく教育係となる。困難の末ついにマリーが言葉を知る日がやってくるが、二人の別れの時間は目前に迫っていた――。母のように惜しみなく愛を注ぎ、知識を分かち、命をつなぐ―。迫りくる死の気配を感じながらマルグリットがマリーに与えたのは「喪う悲しみ」より多くの「生きる喜び」だった。19世紀末、フランスポアティエ地方に実在したふたりの女性による感動のトゥルー・ストーリー。

「奇跡の人 マリーとマグリット」公式HP http://starsands.com/kiseki-movie/

登場人物

以下、役名(キャスト名)

  • マグリット(イザベラ・カレ)
  • マリー・ウルタン(アリアーナ・リボアール)
  • 学院長(ブリジット・カティヨン)
  • マリーの父(ジル・トレトン)
  • マリーの母(ロール・デュティユル)

感想・魅力

※以下、ネタバレ注意です!

演出が美しい

まず、映像美がこの映画の魅力をさらに引き出していると思います。

全体的にトーンを落としている印象でした。少し青みがかっているのかな?

専門的なことは分かりませんが、少し淡い印象になっていて、フランス映画ならではの良さみたいな物がありましたね。

ポップな映画ではないので当たり前かもしれませんが、映画の雰囲気とマッチしています。

手話のシーンも多いですし、BGMもない場面が多いため、静かな映画です。

それも相まって、フランスの美術館のような雰囲気を纏っていました。とにかく美しかったです。

実話がベースになっている

こちらの作品は実話が元になっています。

最初は、ヘレンケラーの話だと思っていたんですが、全く別の人のお話です。どうりでヘレンケラーの伝記と話が違うわけだ…。

「奇跡の人」という題名でヘレンケラーを描いた映画があるので、普通に間違えました。

こちらはマリーウルタンというフランスにいた方のお話になります。

「もう一つのヘレンケラー物語」といわれているようにマリーも目が見えず、耳も聞こえず、話せません。

教育係のマグリットもはじめは手探りです。何をするにも一苦労。

マリーに嫌がられると、自分のやっていることが本当に正しいのか分からない、悶々とした時期もありました。

それでもマリーとマグリットは強い絆で結ばれます。

フランス人は悲劇が好き、なんて話を聞いたことがありますが、この映画は悲劇ではないと思います。

ハッピーエンドでもバッドエンドでもない。

明るい映画ではないですけど、暗いとも違うんですよね。

実話を元にしているので、大袈裟な部分は全くありません。悲しいところは悲劇のように、感動的な部分はこれでもか、というほどドラマチックに・・・というお涙頂戴のイヤらしさが全くありません。

大袈裟な部分がないので、マリーの感情や心の動きが、観ている側にひしひしと伝わってきます。

商業的なエンターテイメントというよりは、芸術作品というような印象が強い映画でした。

言葉を紡ぐ喜び

マリーが初めて言葉を理解した時は、胸が熱くなりました。

今のように調べればすぐに情報収集が出来るわけでも、専門家の意見をきけるわけでもない時代。

もはや野生児のようになっていたマリーの中に心を見出し、世界を教え、人やものと繋いだマグリットは本当にすごい人です。

その分、マグリットに死が近づいていることが分かった時はショックでした・・・。

また、マグリットの死に直面するマリーのことを考えると、胸が締め付けられました。

でも、マリーとマグリットはお互いによって、人が味合わないような苦労を味わいましたが、人が味わえないような幸せを手に出来たのだと思います。

この2人の巡り合わせは、本当に奇跡ですね。

まとめ

以上、「奇跡の人 マリーとマグリット」の感想でした!

フランス映画はあまり観たことがありませんでしたが、綺麗で切ないとても良い映画でした。

ライトなお話ではないので、好みが分かれるのかもしれませんが、興味があれば是非観てみてください!

それでは今回はこの辺で・・・おしまい!