『突破力: 無理なく限界を突破するための心理学』DaiGo(著)を読んだ感想・まとめ

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いもうと

最近は漫画ばっかり読んでました、妹です。

今回は、ゴールデンウィークのセールで購入した本のご紹介。メンタリストDaigoさん著の『突破力: 無理なく限界を突破するための心理学』です。

この本では、限界とはどのようなものか、限界と上手く付き合うにはどうしたら良いのかが書かれています。

みなさん自己啓発の本って読みますか?私はあまり読まないのですが、ごく稀にチラッと読むことがあります。そこでよく目にする言葉。

「限界を超えろ」「限界はない」

よく見かける、あるあるな文言なので、あまり気にしていませんでしたが、確かに曖昧な言葉ですよね。根性論と言っていいかもしれません。

まぁ、根性も大事だとは思いますが、そこにばかりに目がいくと、自分が辛くなるばかりです。

限界を前に、思考をとめないことが大事ですね。

それでは、備忘録も兼ね、内容をまとめていきます。

そもそも限界とは

そもそも、限界とは何でしょう・・・。

「新しいことに挑戦したいが、忙しくて出来ない」

「残業が続いていて、体力がもたない」

「人と話すのが苦手なのに営業になり、気持ちがもたない」

など、例をあげればキリがありません。

その中には、本当の限界と偽物の限界が存在しています。

本当の限界というのは、生物学的限界のことです。人間の性質は、遺伝で半分ほど決まっているそうなので、どうすることも出来ない限界というのは存在することは明らかですね。

本物の限界なのに、「甘えだ!」「限界は超えられるんだ!」と思い込むことは自分のためになりません。ある意味、思考を放棄しているのと一緒です。

また、逆も然り。本当は限界ではないのに、限界だと思い込み、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

実は、偽物の限界と本物の限界を見極めるのは、ほぼ不可能らしいです。

なぜかというと、バイアスが大きく作用しているからです。

バイアスは、無意識に情報を処理してしまうので、かなり厄介なんですよね。

では、私たちになす術はないのでしょうか。

合理脳を起動する

脳を起動

前項であげたバイアスに有効な手段を、本書ではいくつか挙げてくれています。

その中で、私が重要で一番実践しやすそうだと感じたのは「合理脳を起動する」ことです。つまり、合理的に思考する力。

バイアスというのは、非常に不合理だと言えます。人間が太古に生き抜くために身についたメカニズムですので、現代に生きる私たちに合っていないのは明らかですよね。

それでも、私たちは数え切れないほどのバイアスを抱え、不合理的な選択をしてしまうのです。

では、合理脳を起動するには具体的にどのようにしたら良いのでしょうか。

意外にも手軽なテクニックが紹介されています。

それは、人間が持つ特定の思考パターンを学ぶこと。

これだけでも、思考の偏りに惑わされにくくなるそうですよ。

確かに、自分がハマりやすいバイアスについて知っておけば、判断に迷った時に「私はこういう考え方をしがちだから、こういう視点で考えてみよう…」と、冷静に判断しやすいはずです。

ただ、これの注意点が一つ。実は、バイアスを学んで、それが正しい判断に作用するのは2〜3週間だけなんだそうです。

なるほど、慢心せずに学び続ける必要があるわけですね。

確かに、バイアスはかなり数があるので、それを頭に入れておくには繰り返し学習するしかない…。

人間のバイアスについては、たくさん本が出ているので、学習するには困らなさそうですね。日々勉強…くぅ。

バイアスの例

本書では、多くのバイアスの中から、多くの人がハマりがちなバイアスをいくつかピックアップしてくれています。

自分がどんなバイアスに陥りやすいか、という簡単なチェックリストもあるので、興味があればやってみてください。

ちなみに私が一番当てはまっているな〜と感じたのは、「ネガティブバイアス」でした。

なんとなく、運が悪い人っていますよね。私、それなんですよ。

数人で外を歩いていたら、木の実(固め)が脳天に直撃したり、旅行先についた瞬間に鳥にフ○落とされたり、変な人に声をかけられたり・・・。

高校生の時、友人に「妹ってなんか不幸だよね」って言われたことがあります。それが妙に腑に落ちて、爆笑した記憶があります。

と、自他共に認める「笑えるレベルの不幸人間」なのですが、これはどうやらネガティブバイアスが原因みたいです。

ネガティブバイアスは、ついついマイナスな現象に意識が向き、視野が狭まるそうです。これにより、目の前の危険を見逃す可能性が高いわけですね。

いや、納得しました。心当たりがありすぎる。反省しました。

でも、そういう星の下に生まれたんだ、と思っていたので、ちょっと希望になりますね。

まとめ

内容も分かりやすく書いてあって良かったです。科学的に考えていない自己啓発がいかに怖いかが分かる一冊でしたね。

ここには書いておりませんが、具体的なテクニックについても紹介されていました。

正直、その中には以前ご紹介した『超習慣術』の本でも紹介されていたテクニックと共通するものもいくつかありました。

どちらもバイアスが大きく関わっているので当然と言えば当然ですね。

あえて棲み分けをするのであれば・・・

本書は、バイアスの種類などについて結構書かれているので、バイアスについて学習する入門書として良いと思います。かなり分かりやすく、噛み砕いて説明してくれています。

逆に、テクニックの内容は『超選択術』の方が盛り沢山だった印象を受けました。

どちらも読みやすい本ですので、興味があれば是非読んでみてはいかがでしょうか。

それでは今回はこの辺で・・・おしまい!